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運転中に眩しいからサングラスを買いたい

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日射しが強くて眩しい…☀️

運転用のサングラス買おうかな 🚗🚗 実は旅先で眩しすぎて買った10ドルくらい?のオーバーグラスにもなるサングラスを持っていて、眩しい時にめちゃくちゃよかったのですが、安かったしどの程度の効果のあるものかわからなかったので (UVカットにはなっていたと思うけど)、今回新たに購入することにしました。

 

でもどんなものを選んだらいいのかよくわからない…。

ということで調べてみることにしました。

 

 

サングラスの選び方

日中と夜間では選ぶサングラスがかわってきます。

今回は日射しが強いときの日中用のものを選ぶときの話。

 

日中の運転用のサングラスを選ぶ時に見ておいたらよいポイントは以下。

  • 紫外線透過率
  • 偏光度
  • 可視光線透過率
  • レンズカラー

 

一つずつみていきます。

紫外線透過率

強い紫外線を浴びすぎると、白内障や黄斑変性症、角膜炎を引き起こしてしまうことがあるようで、長時間紫外線にあたることがある場合は、サングラスをかけた方がよいようです。

 

紫外線がどの程度カットされているかは、紫外線透過率 をみます。

「紫外線透過率1.0%以下」と書いてあれば、それは紫外線99%以上カットということ。

サングラスに限らず、メガネやコンタクトでも紫外線カットしてくれるものは多いですよね。

 

ところで、レンズの色が濃いと、なんか色々防いでくれそうな気がしませんか? (え?そんなことないですか?笑) 可視光線透過率には影響がありますが、レンズの色の濃さは紫外線透過率には関係ないそうです

むしろ、紫外線をカットする効果のない、濃い色のレンズのサングラスを使うと、瞳孔が開いた状態でたくさんの紫外線を取り込むことになってしまうので、紫外線によるダメージが大きくなることに。なので、目の保護の観点からは、色が濃いだけのレンズはおすすめできないかなと思います。

ちなみにレンズの色が濃いと眩しさは緩和されますが、濃すぎると物が見えにくくなってしまうので、眩しさを軽減するには、以下に説明しますが、偏光度の高いレンズを使用するのがよいです。

 

偏光度

日射しが強い日は、光が反射して眩しいですよね。この反射光を緩和してくれるのが偏光レンズ。

偏光度とは、反射光を遮る割合のこと。だから偏光度が高いレンズを選ぶのがベストです。

f:id:mikanusagi:20220710224037j:image

偏光レンズは、2枚のレンズで偏光膜を挟んだ構造。偏光膜は、一方向から入ってくる光だけを通すものなので、反射光など乱反射して斜めから入ってくる光をカットする。つまり、眩しさが軽減されるのです。よくメガネメーカーさんのページで紹介されているのが、このタイプ。

なお、レンズで挟むのでなく、単にフィルムが貼られているだけのタイプもあるみたいで、それはちょっと安いようです。

 

偏光レンズの働きは、ブラインドから一方向の光だけが差し込んでいるのを想像するとイメージしやすいかもしれません。

 

おまけ・・・

偏光膜が光をカットする仕組みについて

もうちょっと詳しく ✍

以下、素人調べなので、間違っていたらごめんなさい。

 

光は「電場と磁場が振動し、それによって伝わっていく電磁波の一種」なんですって。

f:id:mikanusagi:20220715042636p:image

偏光膜にはいくつかタイプがあるようで、そのうちの一つは、ポリビニルアルコール (PVA) というポリマーフィルムに、ヨウ素をある方向に吸着させたもの。

このタイプの偏光膜の場合、可視光が偏光膜を通過する時、可視光とヨウ素分子中の電子との相互作用によって、直線上のヨウ素分子に並行な電場は吸収されて、垂直な電場は透過する。

それが偏光膜が一定方向の光を通す仕組み。

 

偏光膜は、カメラの偏光フィルター (PL フィルター) や液晶画面などにも使われています。

 

可視光線透過率

読んで字の如く、どのくらいの光を通すかを数値化したもの。

可視光線透過率が低いほど、光を通しません。

 

日中明るいときの車の運転では、20-30%くらいがおすすめだそうです。

 

ちなみに、日本工業規格 (JIS) によると…

  • 視感透過率が8%以下のレンズは、運転用又は道路での使用は禁止!
  • 視感透過率が75%未満の眼鏡レンズは、薄暮又は夜間における路上及び運転に使用してはならない。

となっています。普通にサングラスをかけて路上を歩いている人も対象です。

透過率が低すぎると、ものが見えなくて危険なので、きちんと定められているんですね。

 

偏光レンズのレンズカラー

目的に合わせて色を選ぶのもいいかもしれません。

グレー系だと、自然に見えるから疲れにくい。ドライブやアウトドアにおすすめ。

グリーン系も、自然に見えるので、ドライブやアウトドアにおすすめ。

ブラウン系は、コントラストがはっきりするので、釣りやテーマパークにおすすめ。

 

なお、レンズの色は可視光線透過率に多少影響を与えます。

 

偏光レンズを長持ちさせるには

偏光膜は消耗品です。光を吸収して化学変化を起こすため、劣化します。なので、使わないときはケースに入れて、直射日光に当たらないようにするべき。

また、熱や水に弱いので、炎天下の車内に置きっ放しにしないようにする、超音波洗浄機の使用は避ける、などでレンズの寿命を延ばすことができるようです。

 

その他使用上の注意

なお、昼用の偏光レンズは、夜間の使用や、トンネルでの使用は避けた方がよいです。

夜に使いたいときは、夜用のサングラスを使うべし、です。

 

 

今回購入したもの

近所のメガネ屋さんに行ったのですが、気に入ったものがなくて…

ネットでこれ買いました。

なお、これはサングラスではなく、ファッション用グラスです。

f:id:mikanusagi:20220716044048j:image

消費者庁のHPによると、サングラスとは「一般屋外における強烈な太陽光等に対する目の保護のために使われるもの、又はファッションの一つのアイテムとして着用するもの (視力補正用のものを除く)」と定義されています。

サングラスと表示してもいいものは、定められた屈折力と平行度を満たすもの。サングラスの条件を満たして、かつ、偏光度が90%以上、かつ、偏光軸のずれが15度以下であれば、偏光サングラスと表示してもいいらしいです。

以上を満たさないものはファッション用グラスということらしいです。

参考: サングラス | 消費者庁

 

で、こちらですが、可視光線透過率20%、紫外線透過率 0.1%というところまで確認。

偏光度が90%以上のものが偏光レンズと呼ばれるらしくて、この商品には偏光レンズを使用と書いてあったけど、実際どのくらいの偏光度かは、記載を見つけることができませんでした。(*´-`)

f:id:mikanusagi:20220716044114j:image

まあ、偏光度に関しては、実際眩しくなくて見えやすければいいかなと。

軽いし、眼鏡の上からでもかけやすいし、コスパもよいし、満足かな。

とりあえずしばらく使ってみます。それでは今回はこのへんで。(*゚▽゚)ノ

 

 


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