暑いし蒸し蒸しするし…
これからもっと暑くなりそうだし…
早く秋にならないかなあ…(*´д`*)
…と思ってもならないので、今回は不快指数の話でも。
不快指数とは
人が不快を感じる蒸し暑さの状態を数値で表したもの。
温熱指標の一つです。
日本人の場合、不快指数85で、93%の人が蒸し暑さのため不快感を感じるとされています。ただ、不快感は、風速などの条件も影響するため、不快指数が必ずしも体感とは一致するわけではありません。
ちなみに湿度だけでいうと、40〜60%くらいが室内で快適に感じる値らしいです。
不快指数を計算してみる
不快指数=0.81×乾球温度(=気温)(℃)+0.01×湿度(%)×(0.99×乾球温度-14.3)+46.3
計算ができるページはこちら。
不快指数と体感の関係はこんな感じ。
不快指数 | 体感 |
---|---|
〜50 | 寒くてたまらない |
50〜55 | 寒い |
55〜60 | 肌寒い |
60〜65 | 何も感じない |
65〜70 | 快適 |
70〜75 | 暑くない (不快感を持つ人が出始める) |
75〜80 | やや暑い (半数以上が不快に感じる) |
80〜85 | 暑くて汗が出る (全員が不快に感じる) |
85〜 | 暑くてたまらない |
1か月間の不快指数75以上の日数を不快日数といいます。
温湿度計を購入
さて、冷房の温度を設定しても、いろいろな要因で、必ずしも設定温度通りにはならないですよね。
今回は、実際家の中がどのくらいの温度や湿度になっているのか調べてみるために、温度計+湿度計を買ってみることにしました。デジタルのものでもよかったのですが、電池交換とか面倒なので、アナログタイプの温度計を選びました。
今回購入したのがこれ。
老舗の専門メーカー、エンペックス気象計株式会社製。
とはいえ、シンプルなタイプなので、店頭では1000円しないくらいのお値段。
うん、いい感じ。
さて、これ室温28度、湿度60%くらいですね。時間は日中。ちょっと日射しも強い日でした。
先程の不快指数でいうと、77。半数の人が不快に感じる値。
まあ、我慢できなくはないけど、もうちょっと温度低くてもいいかなって感じるくらい。
で、今は夜で、室温27度、湿度60%。不快指数 75.6。
ものすごい涼しくはないけど、不快というほどではない感じ。
まあ、あくまで目安ですね。
でもこれで、エアコンや除湿器の設定を調整するときとかに参考にできそう。
体に負担にならない室温と湿度に調整できるよう、
時々実際の気温と湿度をチェックしていきたいと思います。
それでは今回はこのへんで。(*'▽')/
参考: 気象庁 Japan Meteorological Agency・不快指数って何ですか?
おまけ1
エンペックス社さんの製品、カタログを見ていたら、結構ステキなものが多くて、欲しくなっちゃいました。インテリアとしてもいいかも…。
おまけ2・暑さ指数 (WBGT) についてはこちら
気温、湿度、輻射熱 (日射しを浴びたときに受ける熱や、地面、建物、人体などから出ている熱のこと) を取り入れた指標のこと。
環境省熱中症予防情報サイト 暑さ指数(WBGT)について学ぼう